今日、ワカドリはママうえの電話で、朝の5時に起こされました。
なんの冗談かと思って、ベットにもぐり込んだままあいぽんで検索してみると、
首里城火災 現在も延焼中
もう、一瞬にして飛び起き、バタバタとテレビのリモコンを手に取ってつけました。
あまりにもな惨状に「まじか」。
1週間前、訪れたばかりだった首里城。
正殿の赤と空の青のコントラストが美しくて、しばらく見惚れていました。
これは、当時のイメージの模型です。
そして、ワカドリ、首里城で説明を聞くまで知らなかったんですが、
世界遺産に登録されたのは首里城跡つまり遺構部分なんです。
そもそも。
首里城は首里城遺構だけ登録されたのではなく、
「琉球王国のグスクおよび関連遺跡群」の中のひとつとして登録されたものなんですよ。
その中のひとつは守礼門近くにある園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)。
座喜味城跡も有名ですよね。ワカドリは写真でしか見たことないんですが、
今度沖縄行ったら、見てみたいなあなんて思っていたところです。
そして、
グスクとはお城のことです。でも、岡山城とか小田原城とはちょっと違います。
普通、お城は要塞のような役目をするんですが、
グスクは要塞および儀式や祈りの場(うたき)としても
利用されていて、それが琉球王国ならではのものなんだそうです。
こーいう城壁に使われた石の原料は、沖縄に多くあるサンゴ礁から生成される琉球石灰岩。
琉球石灰岩は、気泡が多く、軽く加工がしやすいため、
安土桃山時代よりかなり前の時代から、琉球ではこの石垣でグスクを築いていたのです。
そういう琉球文化を担う歴史の一部として、大変貴重な「首里城」。
ワカドリは、もちろん遺構も見学しました。
初めてみるお城の跡に、歴史を感じ「ほーー」と唸ってしまいました。
日本ってすごいなあ〜。いろんな文化があるんだ!って。
物見台から見た、首里城全体。
北殿、本殿、南殿、それから今年2月から公開されたという首里城御内原(おうちばら)。
いわゆる「大奥」ですね。
他にも湯屋の跡地もありました。
琉球王国を肌で感じられる素晴らしい場所です。
現地ガイドさんの話をもとに、ざっと首里城のことを書いてみました。
こんな感じで、きったなく走り書きをしているので不充分なところもあるかも。
その場合はごめんなさい〜( ;∀;)
首里城の火災のニュースは、とてもショックだし、悲しい。
それしか言葉が出ません。
いつか、首里城が再建され、
またあの美しい姿が取り戻せるよう、心から祈っています。
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