イギリスには「ティーブレッド」と呼ばれるお菓子があります。
ドライフルーツがたくさん入ったパウンドケーキのようなもので、
これにバターやクロテッドクリームを塗り、お11時(イレブンジズ)のお茶を飲むの。
よくイギリスの小説や童話に出てくる「バタつきのパン」とはこのことなんだよ。
なんだかそのティーブレッドを食べたくなったので、早速作ってみました♪
薄力粉、BP、シナモン、きび砂糖、たまご、ドライプルーン、干しアンズ、くるみ。
干しアンズ高くって、あまり量がないやつ買っちゃったから、プルーン多め(笑笑
それから忘れちゃいけない、無塩バター。これらを混ぜて、型に入れて焼くだけ♪
ただ、ケーキのように、先にバターを滑らかに攪拌するのではなく、
薄力粉とBPと砂糖を混ぜた中に、硬いままのバターを小さく切ったものを入れ、
両手ですりすり混ぜます。バターが溶けてきちゃうので、手早くね!
そしてその状態のまま、ボールごと冷蔵庫でしばし冷やし、パン粉のようになればOK。
あとは刻んだフルーツとくるみを入れて、オーブンで焼けば出来上がり♪
焼き立てにはちみつを塗って、しばらく馴染ませておきます。
出来上がり〜。
食べるときは、バターをたっぷり塗ります。
これをおともに、紅茶を飲むとウマーーーー☆:.。. o(≧▽≦)o .。.:☆
家族にも好評で、たまに「あのケーキ作って」と言われるよ(・∀・)
材料や作り方は、パウンドケーキのようなんですが、
味的には甘さ控えめで、「ブレッド」という感じ。
てか、イギリスのレシピで作ると、多分甘すぎなんじゃないかと思うほど入れる(笑笑
それってケーキじゃんってほど入れる(笑笑
ワカドリが参考にしたレシピは、ブレッド感を出すために、
ブラウンシュガーを使っていました。
だけどなかったから、きび砂糖で代用。三温糖でもできるよ。
いつものお茶の時間に、イギリスのティーブレッド、オススメです。
お茶を飲んだら、つい「クマのパディントン」を引っ張り出し読み耽ってしまった
ワカドリでした♪
おまけ話。
そういえば、イギリスでは、
ブレッドと呼ばれるものが、日本でいう「パウンドケーキ」のようなものだったり、
逆に日本では「バター塗って食べる薄いパンじゃん」と言いたくなるものが
「ティーケーキ」って呼ばれています。
あと、日本の「エンゼルパイ」のミニサイズのようなお菓子も
「ティーケーキ」っていう名前。これがすごい味(以下略
そして「ジャファケーキ」っていう名前のお菓子?もあるんですが、
こっちは「ケーキなのビスケットなのどっちなの」と、
チョコついてるケーキなら贅沢品だ!税金がかかる!
いや普段食べるビスケットだから税金かからない!
・・となどと揉めた話がありましてねえ( ゚д゚)
なんかその辺の話は、ワカドリもうろ覚えなんですが、課税と非課税の線引きが、
イギリスではかなり複雑なんだって。
※ちなみにこのジャファケーキは、日本でも昭和レトロな時代に売っていたそうです。
ロッテ「ジャフィ」という名前。食べてみたかったなあ。
さすが、不思議だけど、素敵な国イギリスです☆
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